肺高血圧症

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肺高血圧症

肺高血圧症は、心臓から肺に血液を送る肺動脈が狭くなって血液が通りにくくなり、

肺動脈の血圧が高くなる病気です。


心臓のなかでも、肺動脈に血液を送る箇所を右心室といいます。

この右心室は高い圧力に耐えられるようにできていないので、

肺動脈圧の高い状態が続くと機能が低下してしまうのです。


肺高血圧症には特有の症状はありませんが、

初期には階段や坂をのぼっただけで息切れがしたり、疲れやすくなったりします。

病気が進行して右心室の機能が低下するにつれ、症状も重くなってきます。


この症状では患者の約6%~10%の家庭で、家族内にも患者が見つかります

一般的には肺高血圧症の遺伝子を持っていても、発症する確率は少なく、

全員に発症するわけではありません。


現在では、血液を採取するだけでこの遺伝子を保有しているか調べられます。

家庭内に患者がいた場合は家族も検査を行うことで早期発見につながります。


肺高血圧症の治療はおもに薬によるものですが、治療をより効果的に行うために、

心身ともに常に安静にし、リラックスすることが大事です。


仕事をしている場合は、医師と相談し無理のないようにしましょう。

続けることも可能ですが、階段の上り下りや重いものを運ぶなどは避け、

あらかじめ酸素ボンベを置く場所を確保してもらうなど職場の理解が必要です。


また、運動も心拍数が上がり症状がかえって悪化することもあるので、

医師と相談しましょう。


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